再婚同士で20年連れ添った夫と一戸建てを買いたい。家庭菜園を楽しみ、老後を過ごすことはできる?再婚同士で20年連れ添った夫と一戸建てを買いたい。家庭菜園を楽しみ、老後を過ごすことはできる? | 京都の不動産・売却のことならセンチュリー21ライフ住宅販売

再婚同士で20年連れ添った夫と一戸建てを買いたい。家庭菜園を楽しみ、老後を過ごすことはできる?

Aさんと夫はお互い再婚同士、Aさんと連れ子のB子さんが5歳のときに3人の生活が始まり、親子関係は良好です。定年になり、社宅を退去する必要があるため、マイホームを購入したいと考えています。
夫には前妻との間にC子さんがいますが、1歳のときに別れて一切交流がありません。
今後も交流を持つつもりもありません。
マイホーム購入に関して何を注意するべきでしょうか?

 

今回は住宅購入のご相談ですが、「再婚」という言葉が気になります。
ご夫婦は同居している3人が家族であり、夫婦が亡くなった後、当然B子さんが相続するものと考えていました。再婚の場合、連れ子が相続権を得るためには養子縁組の手続きが必要になります。
また、離婚しても前妻との子のC子さんとの親子関係は解消されないので、前妻との子のC子さんは夫が亡くなったときの相続人になります。

 POINT1 

将来購入したマイホームや財産を妻AさんやB子さんに相続させるためには、B子さんとの養子縁組手続き、「遺言書」の作成が必要になります。

 POINT2 

C子さんは夫の財産のうち8分の1の「遺留分」を主張する権利があるため、C子さんにもある程度の財産を相続させるなど、配慮が必要です。

 POINT3 
遺留分をできるだけ減らすために、生前のうちにAさんやB子さんに金融資産を贈与しておくことや、
マイホーム購入の際に「贈与税の配偶者控除」を利用してAさんにも家の名義をもたせることも検討できます。

 

前妻との間に子がいる場合や、連れ子がいる場合はできるだけ早く対策することが円満な生活を継続することにもつながります。

この記事を書いた人

  • 岩佐 英治(いわさ えいじ)

    岩佐 英治(いわさ えいじ)

    スタッフプロフィール
  • 京都市「京町家相談員」登録
    京都市「空き家相談員」登録

    2003年株式会社ライフ住宅販売に入社、住宅仲介営業を経て管理部門へ。
    会社運営全般業務(人事・総務・物件販売企画)と並行して、空き家所有者や相続で不動産を取得された方への有効活用の提案を行う。センチュリー21では店舗部門の最高表彰である「センチュリオン」を3度獲得。
    現在は、営業マンのお客様に対して、ライフプランニングのご提案など「営業マンの手の届かない、かゆいところに手が届く存在」として、お客様の幸せな将来づくりをお手伝いをしています。

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