売却のコツ 其の一
「少しでも高く売りたい！」というお気持ちはよく分かります。
しかし、相場と比較して高すぎる価格は、購入希望者からの問い合せがありません。
また、販売を開始してから徐々に価格を下げていくという方法は物件の
“鮮度”が落ちてしまい、
その結果、売却期間が長期化する可能性がありおすすめできません。
売出価格は査定書をご参考に市況に合わせた適正な価格にすることが、早く売却するためのポイントです。
売却のコツ 其の二
売出価格が決まりいよいよ販売が開始したら、
購入希望のお客様からの見学希望がいつあってもいいように、
普段から部屋を綺麗にしておくように心がけましょう。
手間を惜しまず隅々までお手入れをしたお部屋で、購入希望者に好印象を与えることが大切です。
また、空家にされているお家は不要品の処分は、できるだけするようにしましょう。
少しでも生活感が少ないほうが、お部屋も広々スッキリ見えます。
売却のコツ 其の三
ご購入希望のお客様の最後の決め手になるのが、物件の印象です。
暗く感じるお部屋や、極端に傷んでいる箇所があれば、
お部屋の一部でもリフォーム（壁紙、カーペットやフローリングの貼り替えなど）
をすることで、
断然お部屋の印象が変わります。
売却のコツ 其の四
広告やインターネットに掲載しないで売却することも可能ですが、
積極的に広告活動をする方が購入希望者が早く見つかります。
特に「今の環境をできるだけ変えたくない」「子供の学校区は変えたくない」と、
近隣で探しておられるお客様は意外に多いですので、近隣へのポスティング、折込チラシは
効果が高いです。また、広告活動を始めたら、急な案内にも対応できる状態にしておくことも
大切です。なかなかご案内ができないと購入希望者の物件に対する興味が薄れてしまいます。
売却のコツ 其の五
見学に来られてお客様に物件の良い所をアピールすることは大事です。
しかし、ご案内の際、お客様にぴったりくっついて、ご自宅をアピールしすぎることが、
かえって逆効果
になる場合があります。尋ねられたことに対してだけ、正直に丁寧に答えていただければ充分です。
お客様はこれからの自分のお住まいを探しに来ていますので、
じっくり隅々まで見てただける準備をしておくことも重要です。
不十分な内覧は売主様にとっても機会損失になってしまいます。
不動産の売却理由は人それぞれです。
希望に満ちた住み替えのための売却もあれば、
住宅ローンの支払いが困難で手放したくない自宅を売却することもあります。
どんな不動産の売却にも悩みや不安がつきまといます。
不動産が高く売れても、売却後に悔やんだり、不安な生活が続くことがあります。
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