京都市市営住宅の空き住戸を活用した若者・子育て世帯定住促進事業京都市市営住宅の空き住戸を活用した若者・子育て世帯定住促進事業事業者 | 京都の不動産・売却のことならセンチュリー21ライフ住宅販売

  • 京都市市営住宅の空き住戸を活用した若者・子育て世帯定住促進事業事業者

    2023年7月7日
    京都市より市営住宅の空き住戸を活用した若者・子育て世帯定住促進事業の事業者として採択されました。
    空き住戸の多い、市営住宅を事業者が借り上げ、それぞれがリノベーションして貸し出す事業です。
    当社も京都市内の子育て世代が他県に流出するのを防ぐこの事業に賛同し、事業者として申し出ました。
    南烏丸市営住宅2戸、西京極市営住宅3戸を借り上げることになりました。
    8~9月ごろから改装工事に着手し、年内の入居に向けて動き出していきます。


    京都市ホームページ:https://www.city.kyoto.lg.jp/tokei/page/0000314252.html

    当社の取組内容を下記に記載します。




    事業概要(計画案)
    ①本事業に関する計画等
    当社では、2020年より新築賃貸マンションの建設および保有および管理を開始しており、これまで、同志社西、七条高瀬川、太秦天神川駅近く、平安高校北、西院で単身世帯向けの物件を提供してきました。
    賃貸管理業は創業の1999年より展開しております。

    ②直近3か年におけるリノベーションやリフォームなどの改修実績
    当社では「建築家とリノベするシリーズ」(自社ホームページ掲載:https://www.c21-life.com/jirei/)として、地元で活躍する建築家とコラボレーションしたリフォーム物件を提供してきました。現場の状況によりリノベーション内容は変化しますが、コンセプトとして、「物件の価値を向上させるリノベーション」ということで、給排水管の更新工事、腐食箇所の確認や整備に注力しています。現場によっては躯体の状態までスケルトン化し、一から再構築して、築後年数を経過した物件でも現代の使いやすい間取りや設備に更新した物件も提供しています。

    ③本事業に係るPR方法
    WEB広告:自社ホームページ(https://www.c21-life.com/)に本事業の特設サイトを制作予定。また、サイトへの流入経路として、自社のTwitter、InstagramでPR、リフォームの様子やビフォーアフターをYouTubeに掲載予定です。若者や子育て世代はSNSをよく利用するので、効果的な手段と考えます。
    SUUMO、athome、century21のポータルサイトへの掲載もおこないます。
    紙面広告:地元のフリーペーパー(主にリビング京都)に本事業の賃貸物件を掲載予定。QRコードを設置して、自社ホームページへの流入経路を確保します。
    イベント開催:可能であれば本事業の物件を見学できるオープンハウスを開催します。イベントでは、実際に物件を見て触れることができるので、興味や関心を高めることができます。また、住民同士の交流や口コミも期待できます。
    他事業者とのコラボ:当社以外の本事業に採択された事業者とコラボして、上記イベントの開催や広告、またお互いの物件を評価しあう動画の作成などができれば、事業者間の連携や京都市と事業者間の連携のPRにもなり、入居希望者にも安心して応募いただけると考えています。
    事業者同士の垣根を越えて、本事業の物件を互いに紹介できる仕組みを作りたいとも考えています。

    ④契約条件等
    ・収入面や勤続年数に不安のある方にも対応できるように、連帯保証人を不要とできること、その場合、家賃保証会社の加入は必須になりますが、特定の保証会社にはこだわらないように門戸を広げようと思います。
    ・保証会社に加入できない場合は連帯保証人が必要になってきますが、親族以外でも認めるようにします。
    ・入居時の費用は敷金1か月のみとします。保証会社加入料、火災保険費用は必要。
    ・水回り設備を更新する場合は節水タイプの設備とし、光熱費の負担を少なくします。
    ・解約時の原状回復については、壁紙の補修は免責とします。また、できるだけ解約時に原状回復を求めない契約内容にします。特に乳幼児やお子さんがされると想定できるような汚れや傷は、大目に見てあげられるように。
    ・定期賃貸借契約になりますが、できる限り長期の契約とし、再契約できることとします。
    ・解約後、購入や賃貸を問わず、次の住居の契約を当社を介して契約いただく場合は、新居の仲介手数料を割引します。

    ⑤活用計画の概要
    ・当社の「建築家とリノベするシリーズ」の団地版として展開します。間取りとデザインは物件ごとに別々の建築士に依頼します。各建築家の作品であり、子育て世代への提案でもある物件を構築します。既存の団地のイメージを良いものに変える、こんなデザインで、間取りだったら、是非住んでみたいと思ってもらえるようなお部屋を提供します。

    以下は当社が建築士に依頼する際の基本コンセプトになります。
    ・基本的にはフルリノベ:子育て層は現状の室内の状況には耐えられない。ピカピカの物件で新生活をスタートしていただく。
      
    ・子育て世帯に長く住んでいただくために:お子さんが小さい、または居られない世帯向けに2DKへ改修しますが、成長されて個室が必要となる場合に備えて、間仕切りを追加することで3DKに可変できるようなプランニングをします。
    ・すこし細長いかもしれないLDKをつくる:家族が一堂に集まるリビングスペースを充実させることが最近の流行ですが、家族も成長していきます。勉強をするスペース、趣味のスペースがいる、テレワークをするスペースが必要になるかもしれません。家族が個室に引き籠ることを避けるため、リビングスペースのなかで、セクション分けできるような、別々のことをしていても一つになれるLDKをつくります。

    ・玄関収納を広くとる:ベビーカー、公園で遊ぶおもちゃや三輪車、竹馬など、特にお子様が幼いときは外で使い物がたくさんあります。また、近年はアウトドアブームでもあるので、キャンプ用品やゴルフバッグなど大人の趣味の道具もゆったり収納できる空間をつくる。マンションは玄関部分の廊下が長いので、廊下を長くとることで収納できる空間を増やします。

    ・走り回っても大丈夫:本事業では床材の指定はありませんでしたが、衝撃音を吸収する材料を使用します。

    ・和室はなくても畳スペースが欲しい:という需要はありますが、本当に必要性を感じるのは、お子さんが乳児の時ぐらいです。入居様のニーズに合わせて、置き畳の持ち込みはOKとします。

    ・虫の侵入経路をシャットアウト:様々な世帯が共同生活する市営住宅では害虫の発生は避けて通れない。各開口部はできるだけ、害虫の侵入を妨げるようにする。換気扇にメッシュを付ける。網戸の立て付けを良くする。パッキンを追加するなど。

    ・光熱費の出費を抑える:水回り設備は節水タイプを使用します。シャワーヘッドや蛇口も交換します。また、鉄筋コンクリート造の特性上、気密性は高いですが、窓枠にパッキンを追加し、すきま風に侵入を防ぎます。

    ・DIY可能物件も作る:改修工事の費用を徹底的に落として、必要最低限の改修のみにする。入居者によるDIYで壁に穴を開けてペンキで塗っても、造作を追加しても、キッチンなどにおしゃれだけど剥がれにくいシートを張ってもOK。原状回復の義務は免責。ただし、間仕切りや水回りの変更は不可。



     


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